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【第13話】ラーメンハイテク都市にて〜麺小屋てち 編〜

■現在の進捗:Lv.13/100軒
「無機質の町に、ぬくもりを」

本日、勇者オジサンが足を踏み入れたのは――
麺小屋 てち
そこは、近未来ラーメンの城塞。

入口にあるのは、まさかの外設置型iPad発券マシン
大人何名、子供何名、と押すだけだが、

「えっ…これどうやるの…?」

もさもさしながらも、なんとか発券成功。

■おばあちゃん救出

そこに現れたのは――
おばあちゃん専用キャリーを引く、おばあちゃん2人組。

明らかに迷っている様子に、
「こうやって押すんですよ〜」

無機質なiPadが、ふれあいの扉を開いた瞬間だった。

■かわいい内装、でもピリ辛

店内は、まるでキッチンカーのようなほっこり空間
水だと思ったら、出てきたのは麦茶。じみ~に新鮮。

右の人、左の人、そしてオジサン、
同時に味噌ラーメンが出てきた瞬間――

「全員、無言でスマホでカシャッ」

頑固親父が出てきて「写真撮るんじゃねぇ!」って怒鳴るかもという不安も、
仲間がいれば、怖くない。

■平和な一日

食べ終え、店を出るとすぐ公園。
ぽかぽか陽気に包まれて、ベンチでひと休み。

「…今日は、ラーメン以上に、いろんなあたたかさをいただきました」

■今日の戦利品

EXP:+180(IT環境対応)

称号:「優しきテクノロジー適応者」

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